倉木山(1155m)

【前書き】
 倉木山はやまなみハイウェイを挟んで由布岳の南南西に位置する山です。由布岳を展望するには格好の位置にあるはずです。
 天気予報が変化する中、今日は晴天が予想されたので見晴らしの良い山に登ることにしました。予定では倉木山と福万山に登るつもりでしたが、同行者がごねたので倉木山だけにしました。

【年月日】’06.9.23(土)
【コースタイム】雨乞林道登山口(10:40)→(急登コース)→山頂(11:50-12:05)→(山腹コース)→登山口(13:25)
【同行者】会社の同僚
【場所】国土地理院 ウオッちず地図閲覧サービス(試験公開) 493163 2万5千分1地形図名:小野屋 [北西]

【写真と解説】

雨乞林道の駐車スペース
登山口は右の電信柱の奥にあります。

ここの駐車スペースは6〜7台分位しかありません。

今日、由布岳正面登山口の駐車場は満杯でしたが、ここはスカスカです。

倉木山はマイナーな山なのかな。

登山者も馬鹿みたいに一つの山に一極集中しないで、もっと自分で楽しめる山を探す努力をしないといけないのではないかと思います。それが、自然保護にも繋がると思うのですが。
雨乞林道登山口から倉木山
駐車場と倉木山山頂の標高差は約300mです。

コースには急登コースと山腹コースがあります。

急登コースは写真の右側斜面を登り、写真中央部の倉木山に至るコースです。分県登山ガイド“大分県の山”では急登コースを下りに利用するよう書いてありますが、登山道は粘土質で非常に滑りやすいので、使うなら登りに使った方が良いと思います。

急登コースは使われる頻度が低いのか、ちょっと整備が今一でした。
由布岳と飯盛ガ城
登山口から舗装された道を少し登ると由布岳が目の前に見えます。

手前の山は飯盛ガ城(1067m)です。

今日は天気も良く、感動的な風景です。これ程、綺麗に由布岳の雄姿を見ることが出来る場所も少ないのではないかと思います。

山頂からの景色がまた楽しみになります。
雨乞牧場と鶴見岳
やまなみハイウェイを挟んで由布岳の真南にこのような牧場があるとは知りませんでした。

トラクター?が動いていました。

右奥の山が鶴見岳です。鶴見岳山頂は雲が掛かっていることが多いのですが、この日は雲ひとつ無い晴天でした。
倉木山山頂
急登コースを登りきると、倉木山山頂まで笹を掻き分けながら、なだらかな道を進みます。

半袖のTシャツで登ったので棘や枝で腕が引っかき傷だらけになりました。

山頂周囲は草木が生い茂っており、展望は今一。

更に標高の高い南側に進むと九重山系が比較的近くに見えます。
倉木山山頂手前から由布岳と飯盛ガ城
山腹コースのツルニンジン
下りには歩きやすい山腹コースを使いました。

山腹コースも標高を下げてくると目の前に由布岳を見ながら歩くようになります。低倍率の双眼鏡でも由布岳の登山者の姿を確認することが出来ます。

この花はツルニンジンだと思います。
山腹コースのイヌショウマ
この写真に似た白い線状の花びら?を持った植物が咲いていました。

この写真の植物とは別種と思いますが。

この花は多分、イヌショウマだと思います。

【後書き】
 由布岳に登っても倉木山を意識したことはありませんでした。
 しかし、倉木山から見る由布岳は迫力があります。また、ここから見る由布岳の姿は抜群だと思います。その内、飯盛ガ城にも登ってみたいと思います。
 こんな綺麗な景色を見て今日は得した気分です。

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